たかが伐採! されど伐採!!

先日お仕事をさせていただいたお宅のお話です笑顔
自分の中では、かなり印象に残ったお仕事でしたのでちょっとご紹介します。

お電話をいただき、打合せにお邪魔したところ、おそらく70代のご夫妻のお住まいのお宅で、その時は近所にお住まいのその娘さんご夫妻もいらっしゃいました。

ご依頼内容は玄関横にシンボルツリー的に植えられた5mほどの大きな1本のマツの木。
その木を剪定するか伐採するか… とのご相談でした渋面

家族会議の末、伐採しようという結論に達し、お仕事をお受けしました。

そのマツの木は昭和40年頃、ご夫妻が購入されたご自宅に、ご主人がお嬢様の誕生祝いに植えられたマツとのことでした笑顔。  
そして、それから40数年ずっとそちらのご主人が大事にお手入れされていたそうです驚き

ですが、昨年 足を痛められたご主人はマツのお手入れを出来なくなり、今後どうするか…エール 

ご家族での泣く泣くのご決断だったと思います…泣き顔泣き顔

そして作業当日…
私たちはご夫妻とその娘さんとの親子3人に迎えられました。

そして、ご家族は私ともう一人の作業員の作業を傍らで終始見守られました…
作業指示を出すでなく、雑談するでなく、ただ静かに何十年もの記憶の詰まった小さくなっていくマツを何枚も何枚もお写真に残されていました。。涙を浮かべながら…泣き顔

おちゃらけるつもりは毛頭ありませんが、「 『おくりびと』ってこんな気持ちだろうか…泣き顔」 くらいの気持ちで仕事をさせて頂きました。

作業終了後のご主人の固い握手の感触も忘れられません渋面渋面

これからもお客様の気持ちになって頑張ってお仕事させていただきます!!笑顔
『植木屋』ってドラマだなあ…笑い笑い(柿)

   






2013.10.18

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