空飛ぶ巨木

空飛ぶ巨木

空飛ぶ巨木

早いもので
令和元年も、あっ!という間に過ぎ去ろうとしています。

ありがたい事に今年も沢山の方からお問い合わせ、並びにご依頼を賜り、
この場を借りて厚く御礼申し上げます笑顔

ありがとうございます。

さて、グリーンメイトでは個人宅での作業が大変多いのですが、
時として、その家屋が建つ前からその場にあったような

大きな木「巨木」の作業に遭遇する事があります。

個人宅とうい限られた敷地で、
樹高10mを超えるような「巨木」を扱う事は

切り方、そして落とし方、にとても技術が必要ですし
直径1mを超える幹を搬出しダンプへ乗せる事はとても手間のかかる作業です。


そんな時、活躍するのがクレーン車クール

太い幹をクレーンでつり上げ、ばっさり切ってダンプへポン!
人が運べる重さまで太幹を小切りし、運搬するよりはるかに効率的で
コストもグッと抑えられます。

こうして文章にすると

なんて簡単!と思いがちですが

これはこれで、切り手と吊り手に阿吽の呼吸が求められ
ロープをかける位置を間違えれば、
重心のずれた、幹が大きく揺れて、簡単に大事故に繋がります。

簡単そうに見えるのは、経験を積んだ職人業があるからこそで
大げさではなく、
命がけの作業なのです。

また作業効率化のクレーン作業とはいえ、このような樹は
切る前にお酒と塩を供え、一同手を合わせて作業に入ります。
こればっかりは効率化してはいけません。

とはいえ、実際に大きな樹が頭上を運ばれていく姿はなかなかシュールで
現場を通りがかった子どもは「ラピュタみたい!」と大喜びでした。

なかなかお目にかかる作業ではありませんが、
どこかでこのラピュタ的な風景を見る事があれば

ああ、グリーンメイト(とは限りませんが)
命はってるなぁ くらいに思っていただければ幸いです。

来年もグリーンメイトをよろしくお願いします。

少し早いですが、良いお年をお迎えくださいウィンク



2019.12.26

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