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「家族」のための庭木のお手入れ


庭木がお手入れされずに、木々が生い茂ってジャングルのようになっている状態の
お庭を見かけることがあります。

心地よい緑も度を越しますと、逆に危険なことも起こりかねません。
庭の中で家主でない誰かが何かしていても全くわからない状況というのは、
防犯上から見てもとても心配です。


昔から生垣の高さは 5尺(150cm)が良いとされてきました。
それは生垣の向こうに誰かいればわかる高さとして考えられていたようです。
最近は昔より日本人の身長も高くなっていますので、もう少し高いほうが良いのかもしれませんが…。

庭の外から家の中が常に丸見えというのもどうかと思いますが、
植栽次第でそこのバランスは保てるところだと思われます。
庭造りの段階から考えますと、常緑樹と落葉樹のバランスは非常に大切なところです。    
そういう安全面を考慮するのであれば、
常緑樹でお庭を完全に覆い隠すような植栽は、防犯上不安面もあると言えます。


一般的にお庭の植栽のバランスとしては、
常緑樹:落葉樹=3:7 くらいが良いと言われます。
常緑樹と落葉樹の割合は3:7
一概には言えませんが、落葉樹に比べ常緑樹は葉色も濃く肉厚であるため、お庭全体も暗い印象になります。
特に冬場などに折角の日差しを遮るというのはもったいなくもあります。
まずはそこを踏まえ植栽を考えられると良いでしょう。

そして、いずれにしましても何より大切なのは『お手入れ』です。
当然 落葉樹に関しても葉が茂っている時は、
常緑樹同様に樹種に合わせお手入れをしないとジャングル状態です。
庭木は大きくなりすぎ、手に負えない状態になってしまっては伐採するしかありません。
大切な庭木ですので、そのようにならないように定期的なお手入れをお勧めいたします。
    
また建物の周りに生い茂った樹木は、建物を傷めることもあります。
とくにつる性の植物は、樹種によっては家屋に貼りつき成長し、
外壁を傷める恐れもあり家屋の耐久性にも影響を与えます。
    
このように、防犯の見地だけでなく、大切な家屋を守るためにも定期的なお手入れが大切です。
一般的に見てもお手入れの行き届いたお庭は
安全対策もしっかりされている印象を受けるものだと思われます。

    
『だから』大事な家族・マイホームのためにもお庭のお手入れが大事なのです。

    
余談ですが…
『お庭のデッドスペースには…』    
お庭の中には必ず目の届かないデッドスペースがあると思います。
誰かが何かをしていても目に付かないスペースです。
そういったところには砂利を敷きましょう。人の存在を『音』で判断するためです。
防犯上とても効果がありますので是非おすすめです。
またセンサーで反応するライトを設置するのも効果がありますので併せてお勧めいたします。



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